救仁郷さんのあやしげな世界 : Compliance : 特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律(通称:外来生物法) inserted by FC2 system


『外来生物法』に関する啓蒙と解説とあやしい論説
◇ 外来生物法って御存知ですか? ◇

 簡単に言うと、
  『生態系に被害を及ぼす(あるいは可能性のある)外国産の生物を決めて、それらの輸入と流通、飼養・栽培を規制するぞ。さらには駆除についても決めとくぞ。』

 
 と言う法律で、正式名称を「特定外来生物による生態系等に係る被害の防止に関する法律」と言います。
 マングースだとかブラックバスとかテナガコガネとかの話題で何となく聞いたことがあるのではないでしょうか。
 最近の目立った事例では芸人さんがカミツキガメの無許可飼育で外来生物法違反、罰金30万円ってのがありましたね。
 
 この法令では植物も指定され規制されているのですが、オオケイキンギクとかオオフサモとかボタンウキクサとかで、その植物グループの愛好団体が出来るほどマニアチックなものは規制されていませんでした。
 
 
ところが平成28年10月に我々の愛する食虫植物の中から、
 
  ・ナガエモウセンゴケ
   (Drosera intermedia
 
 が特定外来生物に指定されました。


 一般の愛好家は良く知らなくても大きな問題にはならないとは思いますが、さわりだけでも知っておいた方が面倒に巻き込まれずに済むと思いますので、おいらは関係ないと思わずお読み下され。 
  
 
◇ 食虫植物愛好家の対応 ◇

1)ナガエモウセンゴケが栽培場・鉢から生えたらどうするか?
 
 ナガエモウセンゴケの栽培は禁止されています。
 生えてしまったら他の雑草と同じように、引き抜いて燃えるごみとして処分しましょう。
 
 
2)モウセンゴケ属の輸入には注意しましょう。
 
 モウセンゴケ属の輸入には「外来生物法」で定められた決まりがあります。
 適正な方法で輸入しましょう。詳しくはこちら

◇ 栽培者に係わるざっくりとした法内容の解説 ◇

 外来生物法第一条(目的)
 「この法律は、特定外来生物の飼養、栽培、保管又は運搬(以下「飼養等」という。)、輸入その他の取扱いを規制するとともに、国等による特定外来生物の防除等の措置を講ずることにより、特定外来生物による生態系等に係る被害を防止し、もって生物の多様性の確保、人の生命及び身体の保護並びに農林水産業の健全な発展に寄与することを通じて、国民生活の安定向上に資することを目的とする。」
 
 この主旨に基づいて色々な事が決められていますが、駆除を除き各々食虫植物関連を中心に簡単に説明を加えましょう。
 
 ≪法令内容≫
  @ 対象 外来生物の指定
  A 放流の禁止
  B 所有(飼養・栽培・保管・運搬)の原則禁止
  C 譲渡の原則禁止
  D 輸入の原則禁止
  E 繁殖の原則禁止
  F 未判定外来生物の指定と規制
  G 駆除について
 
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