宝蔵寺沼(羽生水郷公園)
宝蔵寺沼(羽生水郷公園)

ムジナモの発見からわずか100年余り、日本におけるムジナモの自生地は次々と消え、最後の自生地となったのは埼玉県羽生市の宝蔵寺沼です。
「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」は 昭和41年(1966)6月に国の天然記念物に指定されましたが、何と翌年の台風でほとんどが消失してしまい、天然記念物の指定こそ外されませんでしたが、栽培下にあったものを放流して維持しています。 
 
日本にはもう本当の意味でのムジナモの自生地がありません。
野生絶滅です。

かろうじて栽培品が生き残り、後世へ伝えられています。
最後の自生地である埼玉県羽生市宝蔵寺沼は現在、さいたま水族館を併設する「羽生水郷公園」となっており「羽生市ムジナモ保存会」の人たちが 一生懸命に復活させようとがんばっています。
その努力の結果、ふるさと切手シリーズで「宝蔵寺沼ムジナモ自生地」が平成9年8月に発行されました。

羽生市ムジナモ保存会
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