唯一の日本固有ドロセラ?
昔はコモウセンゴケ関西型(6倍体)と呼ばれ、葉と葉柄に若干の区別が付くがコモウセンゴケのバリエーションと考えられていました。
近年(1991年)モウセンゴケとコモウセンゴケが遠い昔交配し倍数化したと確認され、分類が見直されました。
詳しくはコラム「トウカイコモウセンゴケの起源」に解説してあります。
こういった経緯から唯一の日本固有ドロセラとも言えるのですが、モウセンゴケとコモウセンゴケは広く分布し生息域が重なったところも多いので他の国にも産出しているところがあるかもしれません。
ロゼット型のドロセラで、栽培・増殖も容易。
色といい、形といい非常に美しく、僅かな形態の違いと白花種が存在しないことを除き、栽培・増殖ともにコモウセンゴケと何ら変わることが無いのでトウカイコモウセンゴケの栽培についてはそちらをご参照下さい。